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一般に多い鉄欠乏性貧血は、当初は鉄分の不足と単純に考えられていました。次いで鉄の吸収にはたんぱく質が必要とされ、さらにB6、B12、葉酸の欠乏の場合は、これらビタミンが必要とされました。
そしていまでは、これらの栄養素に加えて、ビタミンC、E、D、B1、B2、ナイアシン、パントテン酸も関与することがわかりました。そのうえ、摂取総力ロリーが低くてもいけない、ミネラルでは鋼やマグネシウムも必要・・・。
鉄欠乏性貧血というと、鉄分だけが足りないように思われがちですが、なんのことはない、総合的な栄養不良なのです。
女性の3人か4人に1人は貧血もしくは潜在的な貧血予備群といわれます。家庭を離れて下宿している大学生や独身サラリーマンにも貧血は増えているとか。ひどい場合は、母親と同居しながらの貧血もいます。少し、食生活を考えなおしていただきたいもの。
そのためにも、糖質、たんぱく質(植物性、動物性)、脂質(飽和、不飽和脂肪)、ビタミン、ミネラル源としての野菜類などの、食品の分類、基本的な栄養知識は、ぜひ身につけてほしいと思います。
なお、およそ貧血にはなりそうもないようなスポーツマンにも危険はあります。激しい運動時に赤血球が破壊されることがあるからです。充分にご注意ください。 |