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血圧は、血管の柔軟性、血液中の水分や塩分が関係してきます。食品で血圧に影響するのは、こうした点に影響があるものが多いものです。
果物に多いビタミンCは、血液の新陳代謝をうながし、血管を柔軟に保つ働きがあります。柿の場合は、これに利尿作用が加わります。
同じく果物や野菜に多いカリウムも利尿作用がありますが、それ以上に大切なのは塩のナトリウムと桔抗作用があることです。簡単にいうとナトリウムの害を防いでくれる働きです。おすすめはできませんが、多少塩が多くても、充分にカリウム(野菜類)を摂れば、血圧をあげないで済むかも知れません。
ビタミンCの親戚に、ビタミンC複合体とか生体フラボン類と呼ばれるものがあります。ビタミンPとも呼ばれ、主な働きは血管の強化。そばに含まれるルチンは、このビタミンPの一種です。
酢や果物中の有機酸は、TCAサイクルと呼ばれる栄養をエネルギーにかえていく化学反応の回路を促進する働きがあります。結果として不完全燃焼による老廃物の発生を防ぎ、動脈硬化を予防する効果があります。
問題になるのは梅干と酢卵。梅干には有機酸であるクエン酸が豊富ですが、同時に塩がビッシリ。よほど塩抜きをしっかりしないとかえって塩のせいで血圧を上げかねません。
酢卵はカラごと卵を酢につけたものです。経験的に血圧が下がったという声は多いようです。カラの主成分はカルシウム。カルシウムには血圧を安定させる効果があるというデータがあり、それに酢も加わって、血圧にはいいのでしょうが、卵でなければならないのかどうか、そのあたりがはっきりしません。 |